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分裂から天下統一へ

村井章介著

(岩波新書, 新赤版 1582 . シリーズ日本中世史||シリーズ ニホン チュウセイシ ; 4)

岩波書店, 2016.7

タイトル読み

ブンレツ カラ テンカ トウイツ エ

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注記

年表: 巻末p10-16

参考文献: 巻末p17-19

内容説明・目次

内容説明

大名どうしの争いが続く「分裂」の時代は、信長、秀吉、家康ら「天下人」の登場とともに「統一」へと転じた。その流れのなかで生じた、銀の増産、鉄砲伝来、そして朝鮮侵略という「日本史上のエポック」は、どれも世界史的な文脈においてこそ、その本質をとらえうる。大きな枠組みから「日本」を問い直す、いま必読の一書。

目次

  • 第1章 戦国—自立する地域(将軍家分裂と室町外交の終焉;戦国大名と分国法;琉球王国の盛衰;アイヌと和人)
  • 第2章 銀と鉄砲とキリスト教(後期倭寇と西国大名;鉄砲伝来—「ヨーロッパ」の登場;キリスト教と南蛮貿易;石見銀山からみた世界史)
  • 第3章 天下統一から世界制覇へ(織田信長の「天下」構想;豊臣秀吉の国内「征伐」戦争;「唐入り」への道)
  • 第4章 十六世紀末の「大東亜戦争」(文禄の役開戦と三国国割構想;小西路線と加藤路線—日明講和交渉期;矮小化された征服戦争—慶長の役;倭城をめぐる交流と葛藤)
  • 第5章 江戸開府と国際関係の再建(対明復交への執着と挫折;朱印船と唐人町・日本町;生産力の解放、人口の急増;「日本型華夷秩序」の創出)

「BOOKデータベース」 より

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