オカルト : 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ
著者
書誌事項
オカルト : 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ
(角川文庫, 19812,
KADOKAWA, 2016.6
- タイトル別名
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オカルト : 現れるモノ隠れるモノ見たいモノ
Occult
- タイトル読み
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オカルト : アラワレル モノ カクレル モノ ミタイ モノ
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注記
ブックジャケットの英語のタイトル: Occult
2012年4月刊を加筆修正し文庫化したもの
ブックジャケットのシリーズ番号: も13-8
主要参考文献: p368-369
内容説明・目次
内容説明
「オレは結局スプーン曲げちゃうよ。本音は曲げたくないけど、みんなの期待がわかるから」職業=超能力者。ブームは消えても、彼らは消えてはいない。超常現象、その議論は「信じる・信じない」という水掛け論に終始していた。不毛な立場を超え、ドキュメンタリー監督がエスパー、超心理学者、陰陽師、メンタリスト等に直撃!!否定しつつも、多くの人が惹かれ続ける不可思議な現象。その解明に挑んだ類書なきルポ。
目次
- 「でもオレは結局曲げちゃうよ」“超能力者”はふてくされたように言った
- 「よく来てくれた。そしてよく呼んでくれた」恐山のイタコは語り始めた
- 「現状は、誠実な能力者には不幸でしょう」オカルト・ハンターの返信はすぐに来た
- 「僕たちはイロモノですから」“エスパー”は即答した
- 「いつも半信半疑です」心霊研究者は微笑みながらつぶやいた
- 「わからない」超心理学の権威はそう繰り返した
- 「批判されて仕方がないなあ」ジャーナリストは口から漏らした
- 「当てて何の役に立つんだろう」スピリチュアル・ワーカーは躊躇なく言った
- 「毎日、四時四〇分に開くんです」店主はてらいがなかった
- 「解釈はしません。とにかく聞くことです」怪異蒐集家は楽しそうに語った
- 「これで取材になりますか」雑誌編集長は問い質した
- 「僕はこの力で政治家をつぶした」自称“永田町の陰陽師”は嘯いた
- 「匿名の情報は取り合いません」UFO観測会の代表は断言した
- 「今日はダウジングの実験です」人類学者は口火を切った
- 「今日の実験は理想的な環境でした」ダウザーはきっぱりと言った
- 「あるかないかではないんです」超心理学者は首をかしげてから応じた
- 「夢の可能性はあります」臨死体験者はそう認めながら話し出した
- 「わからないから研究したい」科学者たちは当然のように答えた
- 「僕らは超能力者じゃありませんから」メンタリストはあっさりと言い放った
- パラダイムは決して固着しない。だからこそ、見つめ続けたい
「BOOKデータベース」 より