新制大学の誕生 : 大衆高等教育への道

書誌事項

新制大学の誕生 : 大衆高等教育への道

天野郁夫著

名古屋大学出版会, 2016.8

タイトル読み

シンセイ ダイガク ノ タンジョウ : タイシュウ コウトウ キョウイク エノ ミチ

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注記

参考文献: 下 巻末p20-26

人名・会議・団体名索引: 下 巻末p1-4

学校・大学・研究所名索引: 下 巻末p5-17

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784815808440

内容説明

「我らの大学」はいかに始まったか。終戦後の混乱の中、200校以上が慌ただしく発足した新制大学。それは実に大転換だった。文部省やGHQ、諸学校関係者が議論・交渉し、戦前以来の改革構想やアメリカ式の高等教育モデルの間で揺れながら出発に漕ぎつけた困難な過程をたどり、日本のマス高等教育の原点を明らかにする。

目次

  • プロローグ
  • 第1部 戦時体制と高等教育(戦時下の高等教育改革;高等教育の決戦体制)
  • 第2部 戦後の高等教育改革(使節団報告書から学校教育法へ;学校教育法以後)
巻冊次

下 ISBN 9784815808457

内容説明

真に開かれた高等教育に向けて。旧帝大から師範学校、専門学校まで、「遺産」の多寡も教育機関としての質も異なる学校に一斉に実施された終戦後の「大学」化。多くの不完全さを残しつつも実現され、日本の高等教育の転換点となった改革は、何を成し、何を成しそこねたのか。出発点に立ち返り、問題の本質を歴史から問い直す。

目次

  • 第2部 戦後の高等教育改革(承前)(新制大学像の模索)
  • 第3部 新制大学の誕生(終戦処理と戦後対応;移行と昇格の過程;新制国公立大学の誕生;新制私立大学の誕生)
  • エピローグ

「BOOKデータベース」 より

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