宗教を物語でほどく : アンデルセンから遠藤周作へ

書誌事項

宗教を物語でほどく : アンデルセンから遠藤周作へ

島薗進著

(NHK出版新書, 493)

NHK出版, 2016.8

タイトル読み

シュウキョウ オ モノガタリ デ ホドク : アンデルセン カラ エンドウ シュウサク エ

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注記

主な引用・参考文献: p315-317

内容説明・目次

内容説明

神仏が素朴に信じられた時代から、それが相対化された現代に至るまで、なぜ人は宗教に心打たれ、支えられてきたのか?今、この問いを解く鍵は、個々の教義や歴史ではなく、近現代に作られた物語の中にある。宮沢賢治、トルストイなどの宗教作家から、カズオ・イシグロ、西加奈子など現代作家の物語まで。「死」「弱さ」「悪」「苦難」という四つのキーワードを通して、宗教学の泰斗が宗教とは何かをやさしく解きほぐす。

目次

  • 序章 宗教は物語のなかにある—人は「四つの限界」の前にたたずむ
  • 第1章 「死」を超える
  • 第2章 「弱さ」と向き合う
  • 第3章 「悪」に向き合う
  • 第4章 「苦難」を受け止める
  • 終章 重なり合う宗教と物語の力—現代文学のなかの宗教

「BOOKデータベース」 より

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