書誌事項

日本人の甘え

曽野綾子著

(新潮新書, 686)

新潮社, 2016.9

タイトル読み

ニホンジン ノ アマエ

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内容説明・目次

内容説明

待機児童や貧困問題に見る国と社会への認識の甘さ、騒々しく謝罪ばかり求めるメディアの思い上がり、他国や他民族への無理解と独善的な価値判断…近年、あらゆる事象にこの国の体質変化が現れ始めた。「プロとは家の事情を超えて働ける者」「ユートピアとはどこにもない場所」「最悪を基準にものを考える」など、現代人の甘えを問い直し、人の世の道理を説く。

目次

  • 動物の原則に逆らう覚悟はあるか—待機児童問題が内蔵する嘘
  • 打算的処世術と権威主義の臭い—日本社会の体質変化
  • マスコミの思い上がり、退化、幼児化を憂う—庶民の無言の選択
  • 「理解」は人間性の見事さではない—アラブ的思考を学ぶ
  • 人間が極限の生きる力を出しきる時—難民の現実的困難
  • 痛みに耐えて歩く人々と「道の人」—「小さなパン三個」の精神
  • 自ら選ぶ自由と可能性を贈る—医師が患者を治す意味
  • 日本を許してあげて下さい—国家的対応の限界
  • 目の前に立ちはだかる絶対の障壁—積乱雲の記憶
  • 神は人生のすべての瞬間の立ち会い人—人生の原型
  • 原則を守るためには適用も要る—物事の基本
  • 過保護が心身の免疫力を失わせる—不潔と不純の恵み
  • 破壊的にでなく、穏やかに個性を貫く—服装が語る過去と現在
  • 食事には餌の摂取以上の意味がある—会話とものを大切に
  • 人間のすべてのことは、いつか終焉が来る—人の世の理

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB22064380
  • ISBN
    • 9784106106866
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    216p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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