書誌事項

体感する戦争文学

新藤謙著

(フィギュール彩, 69)

彩流社, 2016.9

タイトル別名

You can't beat the experience of wars written in literature

タイトル読み

タイカン スル センソウ ブンガク

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内容説明・目次

内容説明

戦争が起きるって、こういうことだったのか!その現実を知る者にしか語れない、胸に突き刺さるような批評。戦争のリアルを追体験する文学を案内し、戦時下の人間性の哲学を問う。

目次

  • 第1章 戦争と少年—妹尾河童『少年H』をめぐって
  • 第2章 少年たちの心の闇—学童疎開の文学
  • 第3章 極限の中の人間—大岡昇平
  • 第4章 戦場における兵士の心理—石川達三『生きている兵隊』について
  • 第5章 軍部告発の文学—五味川純平・高木俊朗
  • 第6章 輸送兵の眼—水上勉『日本の戦争』を読む
  • 第7章 芸能人の戦中日記—徳川夢声と古川ロッパ
  • 第8章 単独者の思想—石原吉郎と強制収容所
  • 第9章 キリスト者の抵抗と転向—イシガオサム『神の平和』
  • 第10章 今も続く日本の鎖国性—鶴見俊輔『戦時期日本の精神史』

「BOOKデータベース」 より

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