昭和期の内閣と戦争指導体制
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昭和期の内閣と戦争指導体制
吉川弘文館, 2016.10
- タイトル読み
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ショウワキ ノ ナイカク ト センソウ シドウ タイセイ
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注記
人名・事項索引: 巻末p1-8
内容説明・目次
内容説明
昭和戦時期、内閣と大本営の密な意思疎通による一元的な戦争指導体制の構築を目指し、各内閣が行ったさまざまな取り組みと問題点を検討する。戦争遂行に直接的に関わった陸海軍だけではなく、内閣の機能強化策や国家意思決定の改善策にみられる不備が戦争の長期化を招いたとする新たな見解を提唱。戦争の複雑性を内閣側の視点から追究する。
目次
- 序論 内閣機能強化の必要性
- 第1部 内閣機能強化の取り組み(第一次近衛文麿内閣期の内閣制度改革論議;平沼騏一郎内閣以後の内閣機能強化論議;アジア・太平洋戦争期の内閣顧問と内閣機能強化構想;戦時期における帝国議会議員の活用と政治力強化)
- 第2部 政戦両略の一致に向けた取り組み(第一次近衛文麿内閣〜小磯国昭内閣期における最高意思決定機関の運営;鈴木貫太郎内閣期の最高戦争指導会議と国家意思決定;鈴木貫太郎内閣による水面下の意見調整)
- 結論 国家意思決定における内閣の責任
「BOOKデータベース」 より