戦後的思考
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戦後的思考
(講談社文芸文庫, [かP3])
講談社, 2016.11
- タイトル読み
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センゴテキ シコウ
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注記
単行本(講談社, 1999刊)を底本とし、加筆・訂正を施したもの
シリーズ番号はブックジャケットによる
年譜: p545-568
著書目録: p569-573
内容説明・目次
内容説明
一九九五年、戦後五十年目に発表された「敗戦後論」は、単行本刊行後、百を越える批判を左右両翼から浴びた。本書はその反響の醒めぬなか、それらを正面から受け止め、「批判者の『息の根』をとめるつもり」で書き始められた。“戦後的思考”とは何か。戦前と戦後を繋ぐものとは?今こそ我々に必要な、生きた思想と格闘する画期的論考を、増補改訂を施し、二十一世紀に再度問う。解説・東浩紀。
目次
- 第1部 戦後的思考とは何か(一九九七年の「歴史主体論争」—日本・ドイツ・韓国)
- 第2部 戦前—誤りをめぐって(罪責感を超えるもの—吉本隆明「転向論」の意味;戦争体験の世界性—『戦艦大和ノ最期』と「大衆の原像」)
- 第3部 戦後—私利私欲をめぐって(市民と公民のあいだ—アーレント・ヘーゲル・マルクス;私利私欲と公的なもの—ルソーからドストエフスキーへ)
- 第4部 戦前と戦後をつなぐもの(天皇と戦争の死者—昭和天皇VS三島由紀夫)
「BOOKデータベース」 より