書誌事項

漱石全集物語

矢口進也著

(岩波現代文庫, 文芸 ; 283)

岩波書店, 2016.11

タイトル読み

ソウセキ ゼンシュウ モノガタリ

大学図書館所蔵 件 / 113

注記

青英舎1985年刊に年表と参考文献を若干補足したもの

漱石全集年表: p215-219

参考文献: p220-221

内容説明・目次

内容説明

国民的作家・夏目漱石の死の翌年から現在まで、数十種類ほども刊行されてきた漱石全集。なぜこのように多種多様な全集が生まれ続けたのか?漱石独特の言葉遣いをどう校訂していくのか?出版権をめぐる出版社間の争いとは?全集づくりに関わる人びとの熱い思いにせまり、およそ百年にわたる漱石全集の「伝記」をたどるとともに、出版史の中での個人全集の位置づけを問う。

目次

  • 最初の漱石全集—大正六年版と八年版
  • 第三回全集の経過—大正十三年版
  • 普及版の刊行—昭和三年版
  • 二〇回忌の決定版—昭和十年版
  • 桜菊書院の登場—昭和二十一年‐二十五年
  • 創芸社版の全集—昭和二十八年‐三十年
  • 岩波の新書版全集—昭和三十一年
  • 新表記による角川版—昭和三十五年
  • 漱石死後五〇年—昭和四十年
  • 集英社版全集と荒正人—昭和四十五年
  • 重版タイプの全集—昭和四十六年以降
  • 補遺—新千円札発行前後

「BOOKデータベース」 より

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