文学の歴史をどう書き直すのか : 二〇世紀日本の小説・空間・メディア

書誌事項

文学の歴史をどう書き直すのか : 二〇世紀日本の小説・空間・メディア

日比嘉高著

笠間書院, 2016.11

タイトル別名

文学の歴史をどう書き直すのか : 二〇世紀日本の小説空間メディア

文学の歴史をどう書き直すのか : 20世紀日本の小説・空間・メディア

タイトル読み

ブンガク ノ レキシ オ ドウ カキナオス ノカ : ニジュッセイキ ニホン ノ ショウセツ・クウカン・メディア

大学図書館所蔵 件 / 155

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

既存の思考の呪縛のうちにある、「文学研究」を取り囲む“枠”と格闘し、どうもがいたか。「空間」「文学史」「メディア」をテーマに、全11章で考えていく。

目次

  • 第1部 言葉と空間から考える(身体と空間と心と言葉の連関をたどる—梶井基次郎「檸檬」;文学から土地を読む、土地から文学を読む—菊池寛「身投げ救助業」と琵琶湖疏水;鉄道と近代小説—近松秋江「舞鶴心中」と京都・舞鶴)
  • 第2部 文学作品と同時代言説を編み変える(笑いの文脈を掘り起こす—二葉亭四迷「浮雲」;作品の死後の文学史—夏目漱石「吾輩は猫である」とその続編、パロディ;人格論の地平を探る—夏目漱石「野分」 ほか)
  • 第3部 メディアが呼ぶ、イメージが呼ぶ(声の複製技術時代—複合メディアは“スポーツ空間”をいかに構成するか;風景写真とまなざしの政治学—創刊期『太陽』挿画写真論;誰が展覧会を見たのか—文学関連資料から読む文展開設期の観衆たち)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ