書誌事項

精神医学と当事者

石原孝二, 河野哲也, 向谷地生良編

(シリーズ精神医学の哲学, 3)

東京大学出版会, 2016.11

タイトル別名

Psychiatry and tojisha

タイトル読み

セイシン イガク ト トウジシャ

大学図書館所蔵 件 / 195

注記

文献: 各章末

第9章「痛みと孤立」その他の執筆者: 五十公野理恵子, 秋元恵一郎, 上岡陽江

収録内容

  • 総論 : 精神医学と当事者 / 石原孝二執筆
  • 精神医学のバイオポリティクス / 美馬達哉執筆
  • 精神医学と疾患喧伝 / 井原裕執筆
  • 学校のこころの問題 : 心理職の課題とあるべき姿 / 河野哲也執筆
  • リカバリーと精神科地域ケア / 宮本有紀執筆
  • イタリアの精神保健改革 / 大熊一夫執筆
  • オープンダイアローグ / 斎藤環執筆
  • 精神医療システムと家族 / 山田理絵執筆
  • 当事者研究と精神医学のこれから / 向谷地生良執筆
  • 発達障害の当事者研究 : 情報保障の観点からの考察 / 綾屋紗月執筆
  • 痛みと孤立 : 薬物依存症と慢性疼痛の当事者研究 / 熊谷晋一郎 [ほか] 執筆

内容説明・目次

内容説明

精神科医療は、病院やクリニックを超え、地域社会における治療実践とケアへと転換し、それとともに専門家と当事者、家族との関係も大きく変化しつつある。日本発の「当事者研究」の動向を紹介するとともに、世界的な趨勢も踏まえながら、精神医学と当事者の関係を考察。リカバリー思想の展開、地域精神科医療の様々なアプローチ、「当事者研究」。これらが精神医学の変革にどのように寄与しうるのかを、現代社会と精神医学の関係を見据えながら検討する。

目次

  • 総論—精神医学と当事者
  • 第1部 精神医学と現代社会(精神医学のバイオポリティクス;精神医学と疾患喧伝;学校のこころの問題—心理職の課題とあるべき姿)
  • 第2部 精神医学と地域社会・家族(リカバリーと精神科地域ケア;精神医療システムと家族)
  • 第3部 精神医学の変革と当事者研究(当事者研究と精神医学のこれから;発達障害の当事者研究—情報保障の観点からの考察;痛みと孤立—薬物依存症と慢性疼痛の当事者研究)

「BOOKデータベース」 より

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