書誌事項

日本の古代国家

石母田正著

(岩波文庫, 青(33)-436-2)

岩波書店, 2017.1

タイトル読み

ニホン ノ コダイ コッカ

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注記

底本: 『石母田正著作集』第3巻 (岩波書店, 1989年)

内容説明・目次

内容説明

日本の古代国家はどのような構造だったのか。中国・朝鮮との緊張関係は、内政にいかなる影響を及ぼしたのか。大王と国造、天皇制と官僚制、軍事と農事、租税と共同体…。推古朝から大化改新を経て律令国家の成立に至る過程に、首長制の切り口で正面から迫った本書は、今なお古代国家を論じるに避けて通れぬ必読文献である。

目次

  • 第1章 国家成立史における国際的契機(交通の問題 戦争と内乱の周期;権力集中の諸類型 推古朝;二つの方式 大化改新;第二の周期 天平期)
  • 第2章 大化改新の史的意義(改新の課題 史料批判の問題;人民の地域的編成 王民制から公民制へ;改新と東国首長層;改新政権の軍事的性格;権力構造について)
  • 第3章 国家機構と古代官僚制の成立(過渡期としての天智朝;「政ノ要ハ軍事ナリ」天武・持統朝;東洋的専制国家 天皇制と太政官;古い型の省と新しい型の省)
  • 第4章 古代国家と生産関係(首長制の生産関係;国造制と国家の成立過程)

「BOOKデータベース」 より

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