書誌事項

再生可能エネルギー政策の国際比較 : 日本の変革のために

植田和弘, 山家公雄編

京都大学学術出版会, 2017.2

タイトル読み

サイセイ カノウ エネルギー セイサク ノ コクサイ ヒカク : ニホン ノ ヘンカク ノ タメ ニ

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注記

内容: はじめに(山家公雄), 第I部: 欧米諸国の再生可能エネルギー政策(第1章「世界の温暖化対策と再エネ政策を概観する」-第5章「米国の再生可能エネルギーの導入状況と開発促進政策」), 第II部: 再生可能エネルギーの課題と論点(第6章「系統連系問題」-第10章「再生可能エネルギーの社会受容性と制度設計」, コラム「固定価格買取制度(FIT)の設計に関する論点」), 終章: 日本の再エネ政策と本書の関わり, おわりに(山家公雄), 索引, 編著者略歴

文献あり

収録内容

  • 世界の温暖化対策と再エネ政策を概観する / 内藤克彦 [執筆]
  • ドイツの再生可能エネルギー推進策の現状と方向 / 山家公雄 [執筆]
  • イギリスの再生可能エネルギー政策 / 長山浩章 [執筆]
  • 再生可能資源国家・アイスランドの緑化熱電戦略による応戦 / 加藤修一 [執筆]
  • 米国の再生可能エネルギーの導入状況と開発促進政策 / 飯沼芳樹 [執筆]
  • 系統連系問題 / 安田陽 [執筆]
  • 日本の再生可能エネルギー政策の評価と課題 : 再生可能エネルギー固定価格買取制度の改正をふまえて / 高村ゆかり [執筆]
  • 固定価格買取制度(FIT)の設計に関する論点 / 小川祐貴 [執筆]
  • 発電コスト分析から見えてくるもの / 稲澤泉 [執筆]
  • 自治体と分散型電源 / 中山琢夫 [執筆]
  • 再生可能エネルギーの社会受容性と制度設計 / 尾形清一 [執筆]
  • 日本の再エネ政策と本書の関わり / 山家公雄 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

欧米では、政策の強力な牽引力で再生可能エネルギーが導入されている。しかし日本では遅々として進まない。既存事業者の政治的経済的利害ももちろんあるが、そもそも日本で流通する情報には、誤解や不完全なものが多い。系統安定化問題、FIT(固定価格買取制度)の有効性、発電コスト、自治体の主体性や合意形成問題など、日本では否定的な材料として語られる諸論点に、欧米の事例を具体的に示すことで反証し、日本の策的積極性を求める。環境経済と再生可能エネルギー論でわが国をリードする研究者、政策推進者、実務家が一堂に会した最新の政策論。

目次

  • 第1部 欧米諸国の再生可能エネルギー政策(世界の温暖化対策と再エネ政策を概観する;ドイツの再生可能エネルギー推進策の現状と方向;イギリスの再生可能エネルギー政策;再生可能資源国家・アイスランドの緑化熱電戦略による応戦;米国の再生可能エネルギーの導入状況と開発促進政策)
  • 第2部 再生可能エネルギーの課題と論点(系統連系問題;日本の再生可能エネルギー政策の評価と課題—再生可能エネルギー固定価格買取制度の改正をふまえて;発電コスト分析から見えてくるもの;自治体と分散型電源;再生可能エネルギーの社会受容性と制度設計;日本の再エネ政策と本書の関わり)

「BOOKデータベース」 より

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