書誌事項

『レ・ミゼラブル』の世界

西永良成著

(岩波新書, 新赤版 1655)

岩波書店, 2017.3

タイトル別名

レ・ミゼラブルの世界

レミゼラブルの世界

タイトル読み

『レ・ミゼラブル』ノ セカイ

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注記

年表: p193-204

主要参考文献: 巻末p1-3

内容説明・目次

内容説明

世界的な名作『レ・ミゼラブル』を通読した読者は少ない。原因はその長大さばかりでなく、「哲学的部分」と呼ばれるユゴーの膨大な「蘊蓄」にある。しかし、「哲学的部分」こそ実は一番面白い。作品の成立の過程を辿り、歴史的背景を参照しつつ、作品に込められたユゴーの思想を読み解く。

目次

  • 第1章 『レ・ミゼラブル』とはどんな小説か(読みづらい小説;小説の構成とあらすじ ほか)
  • 第2章 ふたりのナポレオンと『レ・ミゼラブル』(ナポレオンとフランス小説;遍在するナポレオン ほか)
  • 第3章 再執筆とナポレオンとの訣別(亡命作家ユゴーの反撃;冊子『小ナポレオン』の主張 ほか)
  • 第4章 ジャン・ヴァルジャンとはどういう人物か(ジャン・ヴァルジャンの造形;貧困と刑務所が生んだ犯罪者 ほか)
  • 第5章 「哲学的な部分」とユゴーの思想(貧困と社会主義;進歩という思想 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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