植民地の腹話術師たち : 朝鮮の近代小説を読む

書誌事項

植民地の腹話術師たち : 朝鮮の近代小説を読む

金哲著 ; 渡辺直紀訳

平凡社, 2017.3

タイトル別名

Ventriloquists : reading colonial Korea through fiction

복화술사들 : 소설로 읽는 식민지 조선

植民地の腹話術師たち : 朝鮮の近代小説を読む

タイトル読み

ショクミンチ ノ フクワジュツシ タチ : チョウセン ノ キンダイ ショウセツ オ ヨム

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注記

欧文タイトルは標題紙裏による

「腹話術師たち : 小説で読む植民地朝鮮」 (文学と知性社, 2008) の全訳

内容説明・目次

内容説明

近代「韓国語」はいかに作られたのか。帝国の支配下で帝国の言語で発言する被植民地人は一種の腹話術師である。主に日本語との格闘を通して作品を書いた文学者たちの活動に豊富な引用で光を当て、その実態に鋭く近づく、ユニークな試み!

目次

  • 「梅毒神薬ヨードカリ丸」—韓国語の“近代”
  • 「カンバスの上にぶつかって散るワンタッチのオイルのようなもの…」—汽車と韓国小説
  • 「おまえさ、どうやって、ここ来たべ?」—韓国小説と標準語
  • 「裁判にも、両班、常奴の区別があるのでしょうか?」—韓国小説と近代司法
  • 「まずは言葉から、英語でやりとりしよう」—韓国小説と英語
  • 「恋は盲目なり」—韓国小説とエロティシズム
  • 「私は内地人の嫁を娶ります」—韓国小説と“内鮮結婚”
  • 「往復はがきのように戻ってきた」彼女—韓国小説と郵便制度
  • コーヒー、ブランデー、恋愛アメ、そしてランチ—食べ物と植民地モダニティ
  • 「the agitators are 辱 ing me」—“韓国語”の誕生
  • 「金にまさる力はないぞ」—金と韓国小説
  • 植民地の腹話術師たち—朝鮮作家の日本語小説創作
  • 「一切合財なくしちまった奴に、これ以上、仕打ちのしようもありません」—韓国小説と八月一五日の解放

「BOOKデータベース」 より

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