遊牧の経済学 : モンゴル国遊牧地域に見るもうひとつの「農村部門」

書誌事項

遊牧の経済学 : モンゴル国遊牧地域に見るもうひとつの「農村部門」

湊邦生著

晃洋書房, 2017.2

タイトル別名

遊牧の経済学 : モンゴル国遊牧地域に見るもうひとつの農村部門

タイトル読み

ユウボク ノ ケイザイガク : モンゴルコク ユウボク チイキ ニ ミル モウ ヒトツ ノ ノウソン ブモン

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注記

博士論文「モンゴル国における遊牧経済について」(神戸大学) を改訂したもの

参考文献: p173-182

内容説明・目次

内容説明

豊富な鉱物資源により注目され発展するモンゴル国だが、その経済の「基層」には今も遊牧が存在している。本書は、人類にとって農耕と並ぶ生産経済でありながらその理論的枠組みが皆無に等しかった遊牧について、モンゴル国でのフィールド・スタディの成果を中心にその生産経済メカニズムを分析。遊牧地域のための新たな経済開発の枠組みを提供する。

目次

  • 序章 遊牧経済論の課題と手法
  • 第1章 モンゴル経済の概観
  • 第2章 モンゴルにおける市場化政策と遊牧経済の変化
  • 第3章 牧民による経済行動の現状—家畜生産物取引の実態に関するフィールド・スタディからの検討
  • 第4章 牧地制度の実際と分析
  • 第5章 牧民間経済格差の分析
  • 終章 10年を経て—モンゴル遊牧経済の変化と不変

「BOOKデータベース」 より

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