ラカニアン・レフト : ラカン派精神分析と政治理論

書誌事項

ラカニアン・レフト : ラカン派精神分析と政治理論

ヤニス・スタヴラカキス [著] ; 山本圭, 松本卓也訳

岩波書店, 2017.4

タイトル別名

The Lacanian left : psychoanalysis, theory, politics

ラカニアンレフト : ラカン派精神分析と政治理論

タイトル読み

ラカニアン・レフト : ラカンハ セイシン ブンセキ ト セイジ リロン

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注記

The Lacanian left : psychoanalysis, theory, politics (Edinburgh : Edinburgh University Press, 2007) の翻訳

文献表: 巻末p43-72

内容説明・目次

内容説明

民主主義を享楽せよ!ラカンの精緻な読みから導き出された「享楽の政治学」が、ポスト・デモクラシーとポピュリズムの時代における「政治的なもの」を読み解く。

目次

  • ラカン左派を位置づける
  • 第1部 理論篇—否認の弁証法(創造性のアンチノミー—社会的構築と政治的なものをめぐるラカンとカストリアディス;ラカンと共にラクラウを—享楽について:言説の情動的限界を交渉すること;ジジェクの「倒錯」—アンティゴネーの魅惑と行為のフェティシズム)
  • 第2部 分析篇—享楽の弁証法(何が心をとらえるのか?—象徴的権力から享楽へ;ネーションを享楽すること—ある成功譚の裏面;情念の欠如—ヨーロッパのアイデンティティを再考する;消費主義の「享楽の政治」、そして広告の幻想;ポスト・デモクラシー時代の民主主義)

「BOOKデータベース」 より

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