偽りの経済政策 : 格差と停滞のアベノミクス

書誌事項

偽りの経済政策 : 格差と停滞のアベノミクス

服部茂幸著

(岩波新書, 新赤版 1661)

岩波書店, 2017.5

タイトル読み

イツワリ ノ ケイザイ セイサク : カクサ ト テイタイ ノ アベノミクス

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注記

参考文献: p195-201

内容説明・目次

内容説明

なぜ今も経済の停滞が続くのか、本当に雇用は回復したのか、金融緩和でデフレからの脱却は成功したのか、格差は広がっているのか…安倍政権と黒田日銀による経済政策を徹底検証。まやかしの「成果」のからくりを暴き、アベノミクスを鋭く批判する。その先に、経済学が果たすべき役割が見えてくる。

目次

  • 第1章 低成長が続く日本経済(混迷する黒田=岩田日銀;停滞する日本経済;機能しない異次元緩和;日本だけの経済停滞;世界大恐慌の再検討)
  • 第2章 雇用は増加していない(実体経済、雇用、労働生産性の低迷;労働生産性のゼロ成長)
  • 第3章 デフレ脱却という神話(輸入インフレの終焉;日本銀行は責任を転嫁する;誤った経済学は失敗を繰り返す)
  • 第4章 広がる格差(企業業績の急回復、それが問題だ;アメリカ経済の何が「回復」しているのか;実態なき「回復」)
  • 終章 アベノミクスとポスト真実(経済学の「裏の歴史」;経済の危機は経済学を進歩させる)

「BOOKデータベース」 より

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