戦後法制改革と占領管理体制

書誌事項

戦後法制改革と占領管理体制

出口雄一著

慶應義塾大学出版会, 2017.5

タイトル読み

センゴ ホウセイ カイカク ト センリョウ カンリ タイセイ

大学図書館所蔵 件 / 107

注記

人名索引: p494-497

事項索引: p498-504

内容説明・目次

内容説明

戦前と戦後は断絶しているのか、それとも連続しているのか?戦後日本史の起点ともなる占領期。この極めて混乱した権力・政治状況下における法制改革の実態と占領管理の構造を解明する。GHQ側・日本側双方の史料の掘り起こし、在アメリカの貴重史料に基づいた歴史的実証、また理論的論証において他の追随を許さない精微な議論を展開し、日本近現代法史の新しい局面を開く。占領期前後の日本の法制度・法文化の跛行した歩みをまさに連続性をもって描く、学界未到の領域への挑戦的著作。

目次

  • 序論—本書の分析視角
  • 第1部 戦後法制改革の過程—刑事司法を中心に(戦後法制改革研究の現況;GHQの司法制度改革構想;戦後刑事司法の形成;GHQの法律家たち)
  • 第2部 占領管理体制と憲法秩序(占領管理体制の法的特質;憲法秩序の変動と占領管理体制;「占領目的に有害な行為」の創出と運用)
  • 結論—戦後法制改革と舌領管理体制の交錯

「BOOKデータベース」 より

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