金融史がわかれば世界がわかる : 「金融力」とは何か

書誌事項

金融史がわかれば世界がわかる : 「金融力」とは何か

倉都康行著

(ちくま新書, 1260)

筑摩書房, 2017.6

新版

タイトル別名

新版 : 金融史がわかれば世界がわかる : 金融力とは何か

タイトル読み

キンユウシ ガ ワカレバ セカイ ガ ワカル : 「キンユウリョク」トワ ナニカ

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注記

各章扉裏に年表あり

参考文献: p265

内容説明・目次

内容説明

金融という場には、長い歴史のなかで形成された制度が残る。そうした遺構のうえに、現代的な問題が幾層にも積み重なっている。金や銀という一時代前の地金の問題、中央銀行の変化、変動する為替市場、金融技術の進展といった問題が複雑に絡み合っている。本書は、これらの相関を網羅的かつ歴史的にとらえ、世界の金融取引がどのように発展してきたかを観察する。旧版を大幅に改訂し、リーマン・ショックの衝撃やフィンテックの可能性などを検証しながら、実務的な視点から、今後の国際金融を展望する。

目次

  • 第1章 英国金融の興亡(ポンドと銀貨の長い歴史;ポンドがめぐり英国経済はまわる ほか)
  • 第2章 米国の金融覇権(英国はなぜ動脈硬化に陥ったのか;新興国アメリカの挑戦 ほか)
  • 第3章 為替変動システムの選択(ブレトンウッズ体制の時代へ;変動相場制の幕開け ほか)
  • 第4章 変化する資本市場(金融技術の発展;世界が怯えた金融危機 ほか)
  • 第5章 課題に直面する現代の金融力(ユーロと英国シティの危機;人民元はどこへ行く ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB23780158
  • ISBN
    • 9784480069689
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    265p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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