キマイラの原理 : 記憶の人類学

書誌事項

キマイラの原理 : 記憶の人類学

カルロ・セヴェーリ著 ; 水野千依訳

白水社, 2017.7

タイトル別名

Il percorso e la voce : un'antropologia della memoria

タイトル読み

キマイラ ノ ゲンリ : キオク ノ ジンルイガク

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注記

原書 (Torino : Giulio Einaudi editore s.p.a., 2004) の全訳

文献一覧: 巻末pxviii-xxxix

内容説明・目次

内容説明

文字なき社会において「記憶」はいかに継承されるのか。西洋文化のかなたに息づく「記憶術」から人間の「思考形式の人類学」へと未踏の領域を切り拓くレヴィ=ストロースの衣鉢を継ぐ人類学者による記念碑的著作。本邦初紹介。

目次

  • 第1章 人類学者ヴァールブルク、あるいはあるユートピアの解読—イメージの生物学から記憶の人類学へ(ヴァールブルク—視覚的象徴とキマイラ;忘却された根 ほか)
  • 第2章 アメリカ先住民の記憶術の形—絵文字とパラレリズム(絵文字の解読—ダコタ聖書;絵文字とシャーマンの歌—クナ族の例 ほか)
  • 第3章 記憶、投射、信念、あるいは話者の変容(複雑な話者;投射と信念 ほか)
  • 第4章 分かちえぬキリスト(アパッチ族のキリスト;ドニャ・セバスティアーナ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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