飯場へ : 暮らしと仕事を記録する

書誌事項

飯場へ : 暮らしと仕事を記録する

渡辺拓也著

洛北出版, 2017.7

タイトル別名

Hanba : an ethnography of a Japanese construction laborers' camp

タイトル読み

ハンバ エ : クラシ ト シゴト オ キロク スル

大学図書館所蔵 件 / 123

注記

博士論文「飯場の社会学 : 下層労働者の排除の構造とメカニズム」(大阪市立大学大学院文学研究科, 2014.3) を元に全面的な加筆修正を加えたもの

文献一覧: p462-479

図版に「道路の拡張工事の現場」の記載あり

内容説明・目次

内容説明

職場の共同性をどんどん切りつめていく理不尽な圧迫を、私たちは、どのように押し返せばよいのだろうか。本書は、飯場の一人ひとりの労働者が置かれた関係性に注目し、この問いに迫る。どういうルートで飯場に入るのか、どんな労働条件で仕事をするのか、どんな暮らしをおくるのか、どのような人たちと出会い、そして飯場を出て行くのかを、「僕」の飯場体験にもとづいて詳しく描き、考え抜いている。

目次

  • 人夫出し飯場のエスノグラフィー
  • 飯場の生活
  • 飯場の仕事(寄せ場→飯場;求人広告→飯場)
  • 飯場の労働文化
  • つくられた「怠け者」、排除の檻
  • 「怠け」の役割、排除の構造
  • 不寛容なコミュニティ—淘汰と選別

「BOOKデータベース」 より

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