書誌事項

アーレント最後の言葉

小森謙一郎著

(講談社選書メチエ, 654)

講談社, 2017.7

タイトル別名

アーレント : 最後の言葉

タイトル読み

アーレント サイゴ ノ コトバ

大学図書館所蔵 件 / 137

この図書・雑誌をさがす

注記

ハンナ・アーレント略年譜: p[12]

文献一覧: p232-248

内容説明・目次

内容説明

一九七五年一二月四日、ニューヨークの自宅でハンナ・アーレントは急逝した。自室に置かれたタイプライターに残されていた一枚の紙片。そこには三部作をなすライフワーク『精神の生活』の掉尾を飾るはずだった第三部の表題「判断」に続いて、二つの銘が置かれていた。古代ローマの詩人ルカヌスの『内乱』とゲーテの長編詩劇『ファウスト』からの引用—。この二つの銘は何を意味しているのか?アーレントの秘密に迫るスリリングな思想劇!

目次

  • 序章 一つの題と二つの銘
  • 第1章 二五歳の選択—ゲンツという名の堤防
  • 第2章 新大陸の余白で—サロ・バロンとシオニズムの帰趨
  • 第3章 森の中の男たち—ブルーメンフェルトの記憶
  • 第4章 盾に描かれた問い—ホメロスから人間の尊厳へ
  • 第5章 闇の前—ハイデガーと残された魔術
  • 終章 語りえぬものへ向けて

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ