人間の居場所
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人間の居場所
(集英社新書, 0891B)
集英社, 2017.7
- タイトル読み
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ニンゲン ノ イバショ
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注記
集英社新書ホームページ連載の「深夜、目覚めた場所」2016年2月から2017年3月掲載分までを加筆修正して書籍化
内容説明・目次
内容説明
巨大な資本の流れは、人々の暮らしをボロボロに蝕み、国家は、国境の壁をますます迫り上げる。押し出された者は、当て所もなく荒野を彷徨うのみ。—私たちの居場所はいま、どこにあるのか?シリア難民、AKB、三里塚闘争、LGBT、暴力団、新宿ゴールデン街、子ども食堂、日本赤軍、刑務所、イスラム国、釣り場…。一見バラバラな「断片」を繋ぎ合わせたとき、見たことのない地平が浮かび上がってくる。「人間」の姿を丹念に描いたこの小さな本に、私たちの生存のヒントが、隠されている!開高健ノンフィクション賞受賞後、第一作。
目次
- 第1章 流浪に浮かぶ祖国
- 第2章 共犯者たちの秘密基地
- 第3章 あのころ「学舎」があった
- 第4章 「雑民」たちの浄化
- 第5章 アジールの崩壊
- 第6章 残された旗
- 第7章 食堂が紡ぐモノ
- 第8章 極北の「持ち場」
- 第9章 砂漠の団欒
- 第10章 異界の不文律
「BOOKデータベース」 より