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南洲翁遺訓

西郷隆盛 [著] ; 猪飼隆明訳・解説

(角川文庫, 20454 . ビギナーズ日本の思想||ビギナーズ ニホン ノ シソウ)

KADOKAWA, 2017.7

新版

タイトル別名

南洲翁遺訓

角川ソフィア文庫

タイトル読み

ナンシュウオウ イクン

大学図書館所蔵 件 / 20

注記

奥付の版表記: 「改版」のものあり

西郷隆盛略年譜: p248-250

読書案内: p251-253

ブックジャケットに「角川ソフィア文庫G-1-3」の表示あり

内容説明・目次

内容説明

「己れを尽し人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬ可し」—。偽りのない人生を生き、そして死んでいった西郷。その言葉は、新政府への批判を含みながら、国家や為政者のあるべき姿を示し、人として広い度量と高潔な精神を持つ必要性を説く。「敬天愛人」に代表される西郷の遺訓四十一条と追加二条すべてを、原文、現代語訳、くわしい解説で丁寧に読みとく。ふりがなも多く付し、読みやすくなった新版。略年譜・読書案内付き。

目次

  • 徳懋んなるは官を懋んにし、功懋んなるは賞を懋んにする
  • 一格の国体定制無ければ、成功有るべからず
  • 政の大体は、文を興し、武を振ひ、農を励ますの三つに在り
  • 下民其の勤労を気の毒に思ふ様ならでは、政令は行はれ難し
  • 若し此の言に違ひなば、西郷は言行反したるとて見限られよ
  • 君子小人の弁 酷に過ぐる時は却て害を引き起すもの也
  • 正道を踏み至誠を推し、一事の詐謀を用う可からず
  • 先づ我が国の本体を居ゑ風教を張り、然して後徐かに彼の長所を斟酌する
  • 忠孝仁愛教化の道は政事の大本也
  • 人智を開発するとは、愛国忠孝の心を開くなり〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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