日本社会再考 : 海からみた列島文化

書誌事項

日本社会再考 : 海からみた列島文化

網野善彦著

(ちくま学芸文庫, [ア-17-7])

筑摩書房, 2017.9

タイトル読み

ニホン シャカイ サイコウ : ウミ カラ ミタ レットウ ブンカ

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注記

小学館 2004年4月刊の文庫化

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

日本を農業中心社会とみなす、長年常識とされてきた社会像は、近年つくられた虚像だった—ベストセラー『日本の歴史をよみなおす(全)』で、このことを明らかにした網野史学。この一貫した視点から、本書では「百姓」=「農民」という定説を覆し、実際にはその大きな部分を占めていた「海民」たちの活躍を読み解く。漁業、製塩業に従事するのみならず、広く遠洋交易を営み、企業家的な活動すら行った海民たちは、いかに日本の社会を彩り、形作ってきたのか。史料を駆使してその豊かな世界を掘りおこし、日本史に新たな地平を切り開いた快著。

目次

  • 序章 海からみた日本社会
  • 第1章 北国の社会と日本海
  • 第2章 瀬戸内海交通の担い手
  • 第3章 太平洋の海上交通と紀伊半島
  • 第4章 西海の海民社会
  • 第5章 中世前期の水上交通—常陸・北下総を中心に
  • 終章 残された課題

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB2437102X
  • ISBN
    • 9784480098146
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    333p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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