日本論 : 文字と言葉がつくった国

書誌事項

日本論 : 文字と言葉がつくった国

石川九楊著

(講談社選書メチエ, 653)

講談社, 2017.10

タイトル読み

ニホンロン : モジ ト コトバ ガ ツクッタ クニ

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注記

参考文献: 巻末

内容説明・目次

内容説明

数多ある日本論のどれもが一面的なのはなぜか?書字と言葉にたいする考察の不徹底がその理由である。漢字、ひらがな、カタカナ。この三種の文字による、非対称の美的感性を抜きにして、この国のかたちを語ることはできない。書家ならではの視点から、明治以来の日本文化論を俎上にのせ、真のわれわれの「自画像」をはじめて提示する!

目次

  • 第1章 国語と文字—誤解された日本語
  • 第2章 二重構造と雑種性—日本語という混合種
  • 第3章 分かち書きが示すもの—日本語のかたち
  • 第4章 花鳥風月と女手—ひらがな語・新しい表現領域の開拓
  • 第5章 武士道と禅—漢語的文明の変質
  • 第6章 恥と甘えと天皇制—この国のかたち

「BOOKデータベース」 より

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