よろづ情ノ字薬種控
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よろづ情ノ字薬種控
光文社, 2012.7
- タイトル読み
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ヨロズ ジョウノジ ヤクシュヒカエ
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注記
参考文献: p324-325
初出「小説宝石」(光文社刊): 巻末
内容説明・目次
内容説明
五代将軍・綱吉の世。並外れた薬物の知識と調合の技術を持ち、性にまつわる秘薬・秘具を商う情ノ字は、人を信じない。心を許し合うのは愛犬・鞆絵のみ。しかし、夜鷹のおしゅんには、違った。惹かれた。女に厭きれば捨て、まとわりつけば殺す。毒を盛るなどお手の物。そんな人生を送ってきた情ノ字だが、おしゅん、鞆絵との生活は彼を変えてゆく。一方、身分問わず、性や生きることの気鬱から逃れたい人々は情ノ字の処置を望み…。苛酷な運命に挿入される目映い「まことの情」。充実の時代小説。
「BOOKデータベース」 より