バロックの光と闇
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バロックの光と闇
(講談社学術文庫, [2464])
講談社, 2017.11
- タイトル読み
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バロック ノ ヒカリ ト ヤミ
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注記
本書の原本は小学館2001年刊
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
「バロック」は「歪んだ真珠」を意味する。バッハも、ミケランジェロも、ルーベンスも、同じバロックの名を冠される。しかし、それは時代区分でも、ジャンルの名称でもなく、バロックの精神は至る所に見出される—。西洋美術史の泰斗が無数の作品を渉猟しながら本質に迫る、壮大な文化史の旅。多数の図版を収録した原本をさらに拡充した決定版。
目次
- バロックと現代
- 歪んだ真珠—バロックとは何か
- 静謐な形態感覚—古典主義
- 不安の幻想と綺想の魅惑—マニエリスム
- 大衆教化のイメージ戦略—対抗宗教改革
- 真実追求の精神—自然主義
- 強烈な演出効果—光と闇
- 溢れ出るダイナミズム—装飾と動勢
- 二重構造の世界—写実性と超越性
- 肉体の悲哀と魂の歓喜—苦悩と法悦
- 貴族となった芸術家—宮廷絵画
- 新しいパトロンたち—市民絵画
- 拡大する空間意識—都市と建築
- 夢の祝祭世界—文学・音楽・演劇
- 生きる歓びの表現—ロココの美術
- 永遠のバロック—新古典派とロマン派
「BOOKデータベース」 より