経済史から考える : 発展と停滞の論理
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経済史から考える : 発展と停滞の論理
日本経済新聞出版社, 2017.11
- タイトル読み
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ケイザイシ カラ カンガエル : ハッテン ト テイタイ ノ ロンリ
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注記
参考文献: p249-250
内容説明・目次
内容説明
何が発展と停滞をもたらすのか?経済学の枠組みと第一次史料・マイクロデータの分析をもとに日本の経済発展を一貫して研究してきた経済史の第一人者が、広範にわたる歴史的イベント、人物などのエピソードを交え、経済発展の筋道、長期停滞脱出のための条件を浮き彫りにする。アベノミクスの柱の一つ、高橋是清財政をモデルとして打ち出された異次元緩和、マクロ経済政策、産業政策の妥当性から、企業・国家のガバナンス、立憲主義の考え方などまで、日本の経済・社会の歴史をふまえ、未来を見通す視点を提供する。
目次
- 経済の歴史からどう学ぶことができるか
- 「アベノミクス」をどう評価すべきか:1930年代との比較
- マクロ経済政策の是非
- 根拠なき楽観の帰結
- 政策形成の理念と現実
- 経済成長のための戦略
- 歴史の視点から問い直すガバナンスと組織運営
- 危機対応への教訓
- 立憲主義の重み:何を改革し、何を守るべきか
- 歴史からの洞察:知恵と危うさ
- 政治システムと財政パフォーマンス:日本の歴史的経験
- 日本における経済発展と所得分配:戦前期の所得格差—府県別所得上位集中度の推計と分析
「BOOKデータベース」 より