書誌事項

啓蒙

ドリンダ・ウートラム [著] ; 逸見修二, 吉岡亮訳

(叢書・ウニベルシタス, 1072)

法政大学出版局, 2017.12

タイトル別名

The Enlightenment

タイトル読み

ケイモウ

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注記

監訳: 田中秀夫

原著第3版 (Cambridge University Press , c2013) の翻訳

内容説明・目次

内容説明

啓蒙思想が花開いた18世紀の当時から今日に至るまで、「啓蒙とは何か」を定義することは困難であり続けている。それは、啓蒙期に生じた根本的な価値観の変化が今も世界を規定していることと無縁ではない。啓蒙思想が生じた社会的背景から、統治や経済に与えた影響、奴隷制、自然科学、宗教、そして革命との関係に至るまで、総体的に読み解き、啓蒙の抱える矛盾や破壊性をも描き出す、入門書の決定版!

目次

  • 第1章 啓蒙とは何か
  • 第2章 コーヒーハウスとお客—啓蒙の社会的文脈
  • 第3章 啓蒙と統治—新しい始まりか、通常業務か
  • 第4章 経済学—国家と市場の学問
  • 第5章 探検、異文化間の接触、啓蒙の両義性
  • 第6章 人びとが所有物であるとき—啓蒙における奴隷制問題
  • 第7章 性についての啓蒙の考え
  • 第8章 学問と啓蒙—神の秩序と人間の知性
  • 第9章 近代的異教の台頭か—宗教と啓蒙
  • 第10章 啓蒙の終焉—陰謀と革命か

「BOOKデータベース」 より

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