書誌事項

ケインズとケンブリッジのケインジアン : 未完の「経済学革命」

L.L. パシネッティ著 ; 内藤敦之, 黒木龍三, 笠松学訳

(ポスト・ケインジアン叢書, 39)

日本経済評論社, 2017.11

タイトル別名

Keynes and the Cambridge Keynesians : a 'revolution in economics' to be accomplished

ケインズとケンブリッジのケインジアン : 未完の経済学革命

タイトル読み

ケインズ ト ケンブリッジ ノ ケインジアン : ミカン ノ ケイザイガク カクメイ

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注記

監訳: 渡会勝義

参考文献: p327-340

内容説明・目次

内容説明

20世紀最大の経済学者ケインズが巻き起こした「革命」は、未完に終わった。本書は、ケインズとその意思を継いだ人々の姿を浮き彫りにし、20世紀の経済学を再考する。

目次

  • 第1部 ケインズの未完の革命—フェデリーコ・カッフェ講義、1995年(正統派との決別の決意;ケンイズ後の「本命」)
  • 第2部 ケインズ経済学のケンブリッジ学派(リチャード・フェルディナンド・カーン(1905‐1989)—『一般理論』の共著者か;ジョーン・ヴァイオレット・ロビンソン(1903‐1983)—ノーベル経済学賞をのがした女性;ニコラス・カルドア(1908‐1986)—成長、所得分配、技術進歩;ピエロ・スラッファ(1898‐1983)—批判的精神;簡単な伝記的・書誌的スケッチ;ケンブリッジのイタリア経済学舎;ピエロ・スラッファの思想における連続性と変化;リチャード・マーフィー・グッドウィン(1913‐1996)—失われたケインズとシュンペーター・コネクション)
  • 第3部 発展する経済のための生産パラダイムに向かって(新古典派経済学を超えて;純粋理論の段階;制度的な研究の段階;ケインズ革命の将来再考)

「BOOKデータベース」 より

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