島崎藤村
著者
書誌事項
島崎藤村
(Century books, . 人と作品||ヒト ト サクヒン)
清水書院, 2017.9
- : 新装版
- タイトル読み
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シマザキ トウソン
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注記
背の責任表示: 福田清人編, 佐々木冬流著
年譜: p201-208
参考文献: p208
内容説明・目次
内容説明
三代を生きた作家は多い。しかし、三代を貫いた作家は少ない。まさに、藤村こそが、三代を力強く生きぬいた作家である。浪漫主義の詩人として出発し、自然主義の大家として活躍し、偉大な歴史小説家で終わった。しかも、いずれの分野の活躍にも、きっぱりと筋金が入っていた。近代抒情詩の確立、自然主義の完成、発展、ペースを守ってたゆまず書き、自然主義を押しすすめて視野の広い歴史大作を発表し、新時代に生きる大家の面目を世に示した。どの一つをとっても、彼の偉大さを明示しないものはない。その生涯は、必ずしも恵まれず、むしろ苦難にみちみちながら、ついにくじけることがなかった。粘り強く、地道に、しかも大きく生きた。我等が誇りとする近代日本の永遠の作家である。
目次
- 第1編 島崎藤村の生涯(木曽馬籠と東京;悩める青春の心;青春の詩;自然主義文学の成立;パリの前後 ほか)
- 第2編 作品と解説(藤村詩集;千曲川のスケッチ;破戒;春;家 ほか)
「BOOKデータベース」 より