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伝奏と呼ばれた人々 : 公武交渉人の七百年史

神田裕理編著

ミネルヴァ書房, 2017.12

タイトル別名

伝奏と呼ばれた人々 : 公武交渉人の七百年史

タイトル読み

テンソウ ト ヨバレタ ヒトビト : コウブ コウショウニン ノ 700ネンシ

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注記

監修: 日本史史料研究会

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

武士の時代にあってはただの「お飾り」、あるいは「文化の担い手」でしかなかったとされてきた天皇と朝廷。しかし、実際は社会秩序の維持に重要な役割を果たし、武家もまたその機能を利用し守るために行動した。本書では、天皇・朝廷と武家との交渉の現場を描き出し、交渉人となった公家衆「伝奏」の活動に注目する。鎌倉時代から江戸時代末期まで、朝廷と武家との関係を支えた彼らは、一体どのような存在だったのか。

目次

  • 武家と公家をつないだ人々
  • 第1部 鎌倉時代—関東申次の誕生と活躍(関東申次成立前史;関東申次の成立;関東申次の展開と終焉)
  • 第2部 南北朝・室町時代〜戦国・織豊期—関東申次から武家伝奏へ(動乱期の公武関係を支えた公家たち—「武家伝奏」の誕生;足利将軍家に仕えた公家たち—戦国期の武家伝奏と昵近衆の活躍;織田・豊臣期の武家伝奏)
  • 第3部 江戸時代—近世武家伝奏の活躍とその終焉(近世の武家伝奏の登場;近世中後期の武家伝奏の活動と幕府役人観;近世朝廷の武家伝奏から維新政府の弁事・弁官へ)

「BOOKデータベース」 より

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