義経伝説と為朝伝説 : 日本史の北と南

書誌事項

義経伝説と為朝伝説 : 日本史の北と南

原田信男著

(岩波新書, 新赤版 1692)

岩波書店, 2017.12

タイトル読み

ヨシツネ デンセツ ト タメトモ デンセツ : ニホンシ ノ キタ ト ミナミ

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注記

北海道・沖縄対比年表: pxiv

主要参考文献: 巻末p1-7

内容説明・目次

内容説明

歴史に名をのこす英雄、源義経とその叔父為朝。だが確実な史料は少なく、膨大な「英雄伝説」のみが流布する。とくに義経伝説は主に北海道へ、為朝伝説は琉球へと広まり、彼らの像は大陸の覇者や王朝の始祖的存在へと飛躍を遂げる。なぜそうなったのか?二人の伝説を通して北と南から「日本史」を読み解く、刺激的な一書。

目次

  • 第1部 英雄伝説はどのように生まれたか—北と南の中世(北の義経伝説—東北から蝦夷地へ;南の為朝伝説—南九州から琉球へ)
  • 第2部 英雄伝説はどのように広がったか—近世の変容(海を越える義経伝説—蝦夷地から大陸へ;浸透する為朝伝説—琉球王朝の祖として)
  • 第3部 「史実」化していく伝説—帝国の「英雄」(義経伝説の飛躍—北海道開拓史のなかで;為朝伝説の完成—日本化の根拠に;伝説の領域—北と南の相似性)

「BOOKデータベース」 より

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