演技する道化サダキチ・ハートマン伝 : 東と西の精神誌

書誌事項

演技する道化サダキチ・ハートマン伝 : 東と西の精神誌

田野勲著

(人と文化の探究, 14)

ミネルヴァ書房, 2018.1

タイトル別名

演技する道化サダキチハートマン伝 : 東と西の精神誌

サダキチ・ハートマン伝 : 演技する道化 : 東と西の精神誌

タイトル読み

エンギ スル ドウケ サダキチ ハートマン デン : ヒガシ ト ニシ ノ セイシンシ

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注記

サダキチ・ハートマンの著作: p367-368

参考文献: p369-371

サダキチ・ハートマン略年譜: p377-387

人名・事項・作品索引: 巻末p1-10

内容説明・目次

内容説明

幕末長崎出島で生まれたサダキチ・ハートマン。十四歳でアメリカに移住後、渡欧を繰り返し、当時の芸術家と交流する。その後ニューヨークを拠点として日本文化を紹介、チャップリンらと知り合いハリウッド映画に出演する。その人生は放浪と女性、借金などのトラブルの繰り返しだった。しかし、それは、道化を演技した生涯だったのではないか。二〇世紀初頭「ボヘミアンの王」として名を馳せた、日独の血を引いた知られざる人物の生涯を追う。

目次

  • サダキチ・ハートマンとは何者なのか?
  • サダキチ・ハートマンの生い立ち
  • サダキチ・ハートマンとウォルト・ホイットマン
  • 若き芸術家の誕生
  • ハートマンのアメリカ美術論
  • ハートマンの日本美術論
  • 躍動する才能
  • ハートマン、アメリカ人になる?
  • ホイッスラーを通じてのアイデンティティーの追求
  • ジャポニスムの実践によるアイデンティティーの確立
  • ハリウッドのハートマン
  • 演技する道化の最期

「BOOKデータベース」 より

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