裁判の原点 : 社会を動かす法学入門

書誌事項

裁判の原点 : 社会を動かす法学入門

大屋雄裕著

(河出ブックス, 109)

河出書房新社, 2018.1

タイトル読み

サイバン ノ ゲンテン : シャカイ オ ウゴカス ホウガク ニュウモン

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内容説明・目次

内容説明

それぞれが異なる意見を持つ社会で、一定の結論をつける手段である裁判。その権力を私たちはどう扱えばいいのか。指標となってきた判例がもたらした変化、そしてその価値を、法学者の目を通して、一挙に学ぶ。

目次

  • 序文 裁判は正義の実現手段ではない
  • 第1章 裁判は政策を問う手段ではない—違憲立法審査権と権利侵害
  • 第2章 日本の裁判所は消極的ではない—中古ゲーム訴訟と判例法理
  • 第3章 裁判所は万能ではない—定数是正訴訟と救済の限界
  • 第4章 権威は絶対的ではない—司法政治論と民主的正統性
  • 第5章 国会はピラミッドではない—政策形成訴訟と立法の氾濫
  • 第6章 裁判は手段であって目的ではない—訴訟の機能を支えるもの
  • 第7章 政治は私的利害の追求(だけ)ではない—議員立法と少数者の人権保障
  • 第8章 民主政に「銀の弾丸」はない—国民主権と司法の役割
  • おわりに 正義とは正しさではない

「BOOKデータベース」 より

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