アリストテレスの時空論
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書誌事項
アリストテレスの時空論
知泉書館, 2018.1
- タイトル読み
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アリストテレス ノ ジクウロン
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注記
博士学位論文「アリストテレスの時空論 : 『自然学』第3巻第4巻の構造と存在論的前提」(東京大学, 2015年提出) に加筆修正を施したもの
参考文献: p[217]-224
内容説明・目次
内容説明
「時間とは何か」「空間とは何か」をアリストテレスは『自然学』第3巻・第4巻で集中的に考察している。それら時空論は、背景として質料形相論やカテゴリー論、可能態・現実態から、さらに四元素説や四原因論と目的論的自然観まで、アリストテレスの哲学的諸概念や自然哲学的理論を基礎に展開されている。著者はテキストを正面に据えて、存在論的な観点からその論理の構造と存在論的な前提を解明する。
目次
- 第1章 運動の定義
- 第2章 無限論—物体・現実態・可能態
- 第3章 場所論—固有の場所と運動概念
- 第4章 空虚論—非存在の論証と物体
- 第5章 時間論—時間の実在性
- 結論 アリストテレスの時空論
「BOOKデータベース」 より