人間とはなにか : 脳が明かす「人間らしさ」の起源

書誌事項

人間とはなにか : 脳が明かす「人間らしさ」の起源

マイケル・S・ガザニガ著 ; 柴田裕之訳

(ちくま学芸文庫, [カ-47-1], [カ-47-2])

筑摩書房, 2018.3

タイトル別名

人間らしさとはなにか? : 人間のユニークさを明かす科学の最前線

Human : the science behind what makes us unique

人間とはなにか : 脳が明かす人間らしさの起源

タイトル読み

ニンゲン トワ ナニ カ : ノウ ガ アカス ニンゲンラシサ ノ キゲン

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注記

「人間らしさとはなにか?」(インターシフト 2010年刊)の改題

叢書番号はブックジャケットによる

参考文献: 上 p337-376. 下 p322-352

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784480098511

内容説明

人間はほかの動物といったい何が違うのか。「人間らしさ」は、いつ、どのようにして芽生えたのか。この永遠の謎に、右脳/左脳や分離脳の研究などで知られる認知神経科学者マイケル・S・ガザニガが挑む。人類の進化の過程は、類人猿がいくつかの初期人類を経てホモ・サピエンスへと至る図によって、しばしば説明される。だが、人間が誕生したそのとき、ある決定的な位相変化が生じたはずだと著者は主張する。その変化とははたして何か。そのとき、脳には何が起こったのか—。上巻では、脳の構造から見た人間と動物との相違を概観したのち、社会性、倫理、情動といった人間の諸特性が検討される。

目次

  • 第1部 人間らしさを探究する(人間の脳はユニークか?;デートの相手にチンパンジー?)
  • 第2部 ともに生き抜くために(脳と社会と嘘;内なる道徳の羅針盤;他人の情動を感じる)
巻冊次

下 ISBN 9784480098528

内容説明

私たち人間の本質とその起源について、現代科学はどこまで明らかにすることができたのか。脳神経科学のみならず、遺伝学、実験心理学、動物行動学など幅広い学問領域の最先端の研究成果を武器に、その根源に迫るスリリングな試み。下巻では、芸術の誕生や意識の発生について検討し、人間と動物の本質的な相違について総括する。さらに、サイボーグ化、人工知能や遺伝子操作といった人類の未来についても、認知神経科学者ならではの鋭い洞察が展開される。スティーブン・ピンカー、V.S.ラマチャンドランらが激賞した、脳科学研究のトップランナー、ガザニガの集大成とも言うべき圧巻の大著。

目次

  • 第3部 人間であることの栄光(芸術の本能;誰もが二元論者のように振る舞う;意識はどのように生まれるか?)
  • 第4部 現在の制約を超えて(肉体など必要か?)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB25713311
  • ISBN
    • 9784480098511
    • 9784480098528
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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