ラカンの哲学 : 哲学の実践としての精神分析

書誌事項

ラカンの哲学 : 哲学の実践としての精神分析

荒谷大輔著

(講談社選書メチエ, 671)

講談社, 2018.3

タイトル読み

ラカン ノ テツガク : テツガク ノ ジッセン トシテノ セイシン ブンセキ

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内容説明・目次

内容説明

ジャック・ラカン(一九〇一‐八一年)は精神分析家だったのか?フロイトの理論を刷新し、精神分析を創出し続けた不世出の存在であるラカン。晦渋難解で容易に人を寄せつけないその思想は、しかし「哲学」として読むことで明確に理解できる。「唯物論」、「言語論」、「発生論」などのテーマを見出し、ラカンの全思想を年代順に通覧していく初の試み。気鋭の哲学者による前人未到の達成!

目次

  • 序 精神分析の哲学、哲学の精神分析
  • 第1章 唯物論—意識現象の存在について:〜一九五三年
  • 第2章 言語論—「叡智的世界」の理念性について:一九五三〜五六年
  • 第3章 発生論—エディプス・コンプレックスの形成について:一九五六〜六〇年
  • 第4章 数理論—理念的なものの構造について:一九六一〜六二年
  • 第5章 実践論—革命について:一九六三〜七〇年
  • 第6章 生成変化—多様な構造化の可能性について:一九七一〜八一年

「BOOKデータベース」 より

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