書誌事項

平面論 : 一八八〇年代西欧

松浦寿輝著

(岩波現代文庫, 学術 ; 378)

岩波書店, 2018.3

タイトル別名

平面論 : 1880年代西欧

タイトル読み

ヘイメンロン : センハッピャクハチジュウネンダイ セイオウ

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注記

底本は2012年岩波書店刊

内容説明・目次

内容説明

近代的イメージは、いつ、いかにして出現したのか—。一八八〇年代以後の西欧に出現した映画、ファシズム、精神分析という「イメージ」の政治にかかわる二〇世紀的な「装置」を手掛かりに、絵画の二次元やスクリーンに投射される光の運動などの、前世紀の表象空間の特質を明るみに出す。

目次

  • 表象空間の地滑り
  • 1(「蝟集空間」;「無人空間」;“像”と“貌”;「現実的なるもの」をめぐって)
  • 2(“枠”あるいは「イメージ」の自意識;鋳型・骰子・ページ;辱められた黄金;“面”あるいは「イメージ」の「場なき場」)
  • 3(“面”から“幕”へ;時間の断面;鏡と幽霊;“幕”あるいは反=ナルシスの装置)
  • 「平面」と「近代」

「BOOKデータベース」 より

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