摂政九条兼実の乱世 : 『玉葉』をよむ
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書誌事項
摂政九条兼実の乱世 : 『玉葉』をよむ
平凡社, 2018.3
- タイトル別名
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摂政九条兼実の乱世 : 玉葉をよむ
- タイトル読み
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セッショウ クジョウ カネザネ ノ ランセイ : ギョクヨウ オ ヨム
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注記
玉葉略年譜: p318-326
内容説明・目次
内容説明
摂関家の政治の最終走者として、後白河院、平清盛、源頼朝の間で生き、膨大な日記を残した兼実。そこに記された事細かな儀礼の次第に、公卿たちの会議、院との折衝、武家や大衆の乱逆に、洩らされる感慨に、なによりその敗北と不能に、乱世とその政治を読む。『玉葉』がこれほど面白いとは!
目次
- 第1章 青年右大臣—政治家デビュー
- 第2章 摂関政治の理念—二頭政治の狭間で
- 第3章 朝務を演じる—官奏・陣定・除目
- 第4章 大衆蜂起—朝廷の「外部」に直面する
- 第5章 乱世の至り—クーデタ・遷都・南都焼亡
- 第6章 葬送の年—漂流する兼実
- 第7章 京中周章—平氏・義仲・義経
- 第8章 摂政への道—社稷に身命を惜しまず
- 第9章 摂政兼実—政を淳素に返す
- 第10章 危うい均衡—行き違う「天下草創」
- 第11章 兼実最後の政治—摂〓(ろく)の臣を演ずる
「BOOKデータベース」 より