内省と遡行
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内省と遡行
(講談社文芸文庫, [かB16])
講談社, 2018.4
- タイトル読み
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ナイセイ ト ソコウ
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注記
底本: 「内省と遡行」 (講談社学術文庫 1988年4月刊)
叢書番号はブックジャケットによる
収録内容
- 内省と遡行
- 言語・数・貨幣
内容説明・目次
内容説明
一九六九年、漱石論で文芸評論家として出発した著者が、『日本近代文学の起源』を経て八五年の『探究』連載を前に格闘した、哲学的評論二篇。否定に否定を重ねながら、“内部”に留まることを徹底して“内部”を自壊に導き、“外部”へ出ることをめざした本書は思想家誕生の軌跡であり、「驚くべき戦争の記録」(浅田彰)でもある。極限まで思考する凄味に満ちた名著。
目次
- 内省と遡行(主知性のパラドックス;下向と上向;知の遠近法;時と場所;作品とテクスト)
- 言語・数・貨幣(基礎論;形式化と現象学的還元;代数的構造—ゼロと超越;順序構造—分裂生成)
- 付論 転回のための八章—「探究」からの抄録
「BOOKデータベース」 より