日本の醜さについて : 都市とエゴイズム

書誌事項

日本の醜さについて : 都市とエゴイズム

井上章一著

(幻冬舎新書, 497)

幻冬舎, 2018.5

タイトル読み

ニホン ノ ミニクサ ニツイテ : トシ ト エゴイズム

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注記

「小説幻冬」2017年6月号-2018年3月号に連載された「結局、日本人とは何なのか?」を改題し加筆修正したもの

内容説明・目次

内容説明

個人主義で自己主張の強い欧米人とくらべ、日本人は集団主義的で協調性があり、「和をもって貴し」とする民族だと言われてきた。しかし、ひとたび街に目をむければ、それはまちがいだと気づく。利権まみれで雑多な東京。くいだおれ太郎やかに道楽など人形だらけの大阪。“千年の都”と称されながら破壊と建設をくりかえす京都。ローマと東京、ヴェネツィアと大阪、フィレンツェと京都—街並をくらべると、近代化と自由化をすすめ謳歌するあまり、無秩序とエゴにおおわれたのは欧米ではなく日本なのだ。都市景観と歴史が物語る、真の日本人の精神とは?

目次

  • 第1章 日本人の協調性?
  • 第2章 靴をはいたまま、ベッドに横たわれるか
  • 第3章 ホテルにならない日本の城
  • 第4章 カーネルおじさん、ペコちゃん、くいだおれ太郎…店頭におかれる人形の謎
  • 第5章 安全か景観か
  • 第6章 スクラップ・アンド・ビルドの国
  • 第7章 東京の戦争、ローマの戦争
  • 第8章 戦争と建築
  • 第9章 坂口安吾の「日本文化私観」を批判する
  • 第10章 利権まみれの街

「BOOKデータベース」 より

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