仏像と日本人 : 宗教と美の近現代

書誌事項

仏像と日本人 : 宗教と美の近現代

碧海寿広著

(中公新書, 2499)

中央公論新社, 2018.7

タイトル読み

ブツゾウ ト ニホンジン : シュウキョウ ト ビ ノ キンゲンダイ

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注記

参考文献: p248-255

内容説明・目次

内容説明

仏像鑑賞が始まったのは、実は近代以降である。明治初期に吹き荒れた廃仏毀釈の嵐、すべてに軍が優先された戦時下、レジャーに沸く高度経済成長期から、“仏像ブーム”の現代まで、人々はさまざまな思いで仏像と向き合ってきた。本書では、岡倉天心、和辻哲郎、土門拳、白洲正子、みうらじゅんなど各時代の、“知識人”を通して、日本人の感性の変化をたどる。劇的に変わった日本の宗教と美のあり方が明らかに。

目次

  • 序章 仏像巡りの基層
  • 第1章 日本美術史の構築と仏教—明治期
  • 第2章 教養と古寺巡礼—大正期
  • 第3章 戦時下の宗教復興—昭和戦前期
  • 第4章 仏像写真の時代—昭和戦後期(1)
  • 第5章 観光と宗教の交錯—昭和戦後期(2)
  • 終章 仏像巡りの現在

「BOOKデータベース」 より

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