クマのプーさん創作スケッチ : 世界一有名なクマ誕生のひみつ

書誌事項

クマのプーさん創作スケッチ : 世界一有名なクマ誕生のひみつ

ジェイムズ・キャンベル著 ; ミネット・シェパードまえがき ; 小田島恒志, 小田島則子訳

東京美術, 2018.6

タイトル別名

The art of Winnie‐the‐Pooh : how E.H. Shepard illustrated an icon

クマのプーさん : 創作スケッチ : 世界一有名なクマ誕生のひみつ

タイトル読み

クマ ノ プーサン ソウサク スケッチ : セカイイチ ユウメイナ クマ タンジョウ ノ ヒミツ

大学図書館所蔵 件 / 92

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

クマのプーさんと100エーカーの森の仲間たちは、子供の本の中でもっとも愛されているキャラクターであり、E・H・シェパードの素敵な挿絵のおかげで不滅の存在ともなっています。これまで50近くの言語で何百万冊もの本の中に登場してきたプーさんたちですが、そのはじまりは1920年代にA・A・ミルンとE・H・シェパードが独自のやり方で協力しあって作り上げた作品でした。著者と挿絵画家はおたがいの絵と文章をより合わせるような、当時としては実にユニークなやり方で作業をすすめました。それはシェパードにとってはたいへん楽しい仕事となり、彼は1976年に96歳で亡くなるまでプーさんたちの新装版のための絵を創作し続けました。本書からは、この二人の素晴らしい協力関係の背後に隠された物語だけでなく、シェパードの作品の歩み—『パンチ』誌の漫画家になろうと苦心していた初期のころから、ミルンとの共同作業の時代、さらに『たのしい川べ』の挿絵や自作の書籍に至るまでの歩み—も読み取っていただけるでしょう。未発表のスケッチや、未完成の作品、個人的な家族写真や注目すべき記録など、150点以上の絵や写真をご紹介しながら、シェパードが試作的な初期のスケッチ(クマのプーさんの最初のドローイングなど)を、私たちのよく知っている愛すべきあの絵へとどのように完成させていったのかもご覧いただけるでしょう。

目次

  • 1 シェパードとミルン—スタート・ライン
  • 2 パンチ・テーブル
  • 3 ぼくたちがとても小さかったころ
  • 4 ウィニー・ザ・プー
  • 5 今ぼくたちは6さい
  • 6 プー横丁にたった家
  • 7 羽ばたいていくキャラクターたち
  • 8 シェパードの晩年
  • 9 シェパードの遺したもの

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ