女たちの精神史 : 明治から昭和の時代

書誌事項

女たちの精神史 : 明治から昭和の時代

伊藤由希子著

春秋社, 2018.8

タイトル別名

女たちの精神史 : 明治から昭和の時代

タイトル読み

オンナ タチ ノ セイシンシ : メイジ カラ ショウワ ノ ジダイ

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内容説明・目次

内容説明

この国の女性たちは、近代という時代をどう生き抜いてきたのか。阿久悠、向田邦子などの作品を題材に、たおやかに力強く今を生きる女性たちのありようを生き生きと描く、出色の論考。

目次

  • 第1章 男の流儀・女の流儀—阿久悠が描いた男と女(現実にはいない男と女—「時代の飢餓感」を歌う;「やせがまん」—男の流儀1 ほか)
  • 第2章 隠された畏れ—向田邦子と女という「阿修羅」(「女を信じてない」;「阿弥陀如来」「調教師」としての女 ほか)
  • 第3章 女性の人生の終いかた—『楢山節考』おりんの死と生(月の光と姨捨の影;おりんはなぜ歯を折るのか ほか)
  • 第4章 “良妻賢母”という近代—下田歌子がめざした女性像(“良妻賢母”のアンビヴァレントな可能性;「欧化主義」「国粋保存」への反省と「温故知新」 ほか)
  • 第5章 「仕合わせ」と「幸せ」の生—中島みゆき『糸』
  • と西原理恵子『ものがたり ゆんぼくん』(「仕合わせ」と「幸せ」;「ひとりで幸福になろうとしても、それは無理よ」 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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