未踏世界の探検者間宮林蔵
著者
書誌事項
未踏世界の探検者間宮林蔵
(新・人と歴史拡大版, 28)
清水書院, 2018.7
- タイトル別名
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間宮林蔵
未踏世界の探検・間宮林蔵
- タイトル読み
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ミトウ セカイ ノ タンケンシャ マミヤ リンゾウ
大学図書館所蔵 件 / 全27件
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注記
「人と歴史」シリーズの『間宮林蔵』(1974年刊)、「清水新書」の『未踏世界の探検・間宮林蔵』(1984年刊)の表記や仮名遣い等一部を改めて復刊したもの
間宮林蔵年譜: p236-243
参考文献: p244-250
内容説明・目次
内容説明
江戸時代、日本の測量といえば、直ちに伊能忠敬が連想され、蝦夷地をはじめ日本全土を忠敬一人が測量したように伝えられるが、その実、忠敬の測量した蝦夷地は太平洋に面した東南岸に限られ、できあがった地図は半分欠けた蝦夷地である。その余は、間宮林蔵の実測により、完全な蝦夷地全図に仕上げられたのである。本書は、従来の間宮林蔵伝に関する誤りを正し、林蔵の事蹟を明白にするために書き下ろされた画期的な書である。林蔵を北方地理学の創設者と位置づけ、著者四〇余年の研究成果を世に問うた力作である。
目次
- 1 林蔵の生い立ち(林蔵の生家;林蔵、蝦夷地(北海道)に渡る;幕府の蝦夷地経営)
- 2 壮年時代(日露の折衝;フォストフの襲撃;林蔵のカラフト探検 ほか)
- 3 晩年時代(林蔵、海岸異国船掛となる;シーボルト事件;水戸藩と林蔵 ほか)
「BOOKデータベース」 より