防海録
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防海録
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ボウカイロク
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注記
「国会図書館」所蔵本の電子複写。 原本の製作情不明
原本は自筆本(4巻2冊9, 成立年は文化4年頃 [1807頃]
水戸藩の儒学者小宮山楓軒が諸書中より抄録した蝦夷地およびロシア関係の記録。巻1は天明・寛政年間の幕吏巡見、ラクスマン使節関係、近藤重蔵書簡、第2巻はレザノフ使節関係、第3-4巻は文化3-4年のロシア船の北辺襲撃事件に関する記録
内容は主な北海道関係のみ記述
立原翠軒宛書翰: 近藤重蔵が蝦夷地より水戸史館総裁立原翠軒に宛てた6通の書簡を収録(14丁) -- 奇観録: 桂川甫周編「漂民御覧之記」を漢文になおしたもの(15丁)
蝦夷地書翰: 内容は「蝦夷よりの通信書(仮題)」(旧記0206)に同じ -- 魯西亜漂流記: レザノフ使節に伴われて帰国した仙台領漂流民たちの長崎奉行所における陳述書。ロシアへの漂流および帰国の次第、ロシア事情を物語る(17丁) -- 仙台漂流民津太夫、左平から聴取したロシア事情を略記す(9丁)
収録内容
- 1: 立原翠軒宛書翰
- 奇観録 / 南冥亀井魯道載選
- 2: 蝦夷地書翰
- 魯西亜漂流記
- 永井惣兵衛聞書略 : 津太夫佐兵衛両人話