ルイ・アルチュセール : 行方不明者の哲学

書誌事項

ルイ・アルチュセール : 行方不明者の哲学

市田良彦著

(岩波新書, 新赤版 1738)

岩波書店, 2018.9

タイトル別名

ルイアルチュセール : 行方不明者の哲学

タイトル読み

ルイ ・ アルチュセール : ユクエ フメイシャ ノ テツガク

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注記

本書において使用した文献: p237-246

内容説明・目次

内容説明

現代思想を代表するマルクス主義理論家か、妻を殺めた狂気の人か。光と闇の落差がもたらす眩暈のなかに哲学者は姿をくらます。彼にとっては、「行方不明になる」ことが「政治」であった—知られざるアルチュセール(一九一八‐九〇)の哲学が「スピノザを読むアルチュセールを読む」というかつてない試みを通して浮かび上がる。

目次

  • 第1章 行方不明者の生涯(理論と経験;落差と眩暈—青年期 ほか)
  • 第2章 偶然性唯物論とスピノザ—問題の「凝固」(偶然性唯物論—晩年の思想?;構造とはなにか ほか)
  • 第3章 『資本論を読む』またはスピノザを読む(アルチュセールのスピノザ;徴候的読解とはなにか ほか)
  • 第4章 構造から“私”と国家へ(「錯乱」するアルチュセール;原因の劇場 ほか)
  • 第5章 スピノザから遠く離れて(『神学政治論』でも『政治論』でもなく;哲学、政治、歴史 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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